雑記
2026/05/18(Mon)奥行きと静けさをつくる、通り土間のある空間
設計実績
有建築設計舎では、通り土間を単なる移動空間としてではなく、暮らしに余白を生み出す場所としても考えています。

外から室内へ入った瞬間、奥へと続く視線が空間に広がりを生み出します。 天井に連続する木の素材と、深く伸びる通り土間によって、住まい全体に落ち着いた空気が流れています。
土間素材と木の対比が生む、静かな存在感
床には土間ならではの素材感を活かし、木との対比が空間に表情を与えています。 無機質になりすぎず、木のやわらかさとも調和することで、静かな存在感を持った空間になりました。
格子戸がつくる、境界の設計
この展示場では、格子戸を取り入れています。 格子は、空間を完全に遮断するのではなく、気配をやわらかく伝える役割を持っています。 開けた時には奥行きが生まれ、閉じた時には静けさが整います。 一つの建具でありながら、光の広がりや視線の抜け方を大きく変化させます。

有建築設計舎は、こうした「境界の設計」を大切にしています。 壁で完全に仕切るのではなく、格子や建具によって空間同士をゆるやかにつなぐことで、住まいに豊かな関係性が生まれます。
通り土間が風の通り道になる、パッシブデザインの考え方
さらに、通り土間は風の通り道としても機能します。 多治見・名古屋・岐阜の気候では、夏場の熱気をどう逃がすかが住まいの快適性に大きく関わります。 有建築設計舎では、パッシブデザインの考え方を取り入れながら、風や光を自然に導く設計を行っています。 通り土間によって空気の流れが生まれることで、住まい全体の環境を穏やかに整えることにつながります。
また、深い軒と木天井の組み合わせによって、外部空間にも落ち着きが生まれています。 夜には照明の光が木にやわらかく反射し、昼間とは異なる表情をつくります。

多治見・名古屋・岐阜で木造住宅を検討する方へ
展示場だからこそ、素材の質感や空間の奥行きを実際に体感していただけます。 図面だけでは伝わりにくい空気感や、歩いた時の感覚を感じてもらえる空間を目指しました。
住まいは、部屋の広さや設備だけでは決まりません。 光の入り方、風の流れ、素材の触感、視線の抜け方。 その積み重ねによって、心地よさはつくられていきます。

多治見・名古屋・岐阜で木造住宅を検討している方にとって、通り土間は暮らしに豊かさを与える大切な要素の一つです。 有建築設計舎は、住まい手の日常に静かな心地よさを生み出す設計を大切にしています。
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