雑記
2026/08/03(Mon)家事がしやすく、家族との時間が自然に生まれる住まい
設計実績
こちらのお家は、家事のしやすさと家族とのつながりを大切にしながら計画した住まいです。

私は、家事動線は単に移動距離を短くするためのものではないと考えています。
料理や洗濯、片付けなど、毎日繰り返す家事を少しでもスムーズにすることはもちろん、その時間も家族とのコミュニケーションが生まれる時間であってほしいと思っています。
この住まいでは、キッチンをLDKの中心に配置しました。

料理をしているときも、ダイニングやリビングで過ごす家族の様子が自然と目に入り、会話が途切れることはありません。
お子様が宿題をしたり、本を読んだり、薪ストーブの前でくつろいだり。
それぞれが違う時間を過ごしていても、お互いの存在を身近に感じられる距離感を大切にしています。
キッチンからは水まわりへの動線もコンパクトにまとめています。
料理をしながら洗濯機を回したり、片付けとほかの家事を並行して進めたりと、日々の動きを無理なくつなげられるよう計画しました。
家事動線が整うことで、移動に費やす時間が減り、その分だけ家族と過ごす時間や、自分自身がゆっくり過ごせる時間が生まれます。
また、キッチンの背面には収納スペースをまとめ、調理家電や食器などを使いやすく配置できるようにしました。
必要なものをすぐ取り出せて、使い終わったらすぐに片付けられる。
そんな小さな積み重ねが、毎日の暮らしを快適にしてくれます。

LDK全体には木の温もりが広がり、梁や天井の表情が空間に落ち着きを与えています。
冬には薪ストーブのやわらかな暖かさが家族を包み込み、季節を楽しみながら過ごせる住まいです。
私は、間取りは部屋を並べるためのものではなく、暮らし方を形にするものだと考えています。
家事がしやすいこと。
家族との会話が自然に生まれること。
木の温もりを感じながら、毎日を心地よく過ごせること。
その一つひとつを丁寧に積み重ねることで、長く愛される住まいになります。

有建築設計舎では、可児市をはじめ、多治見・名古屋・岐阜エリアで、パッシブデザインを取り入れながら、住まい手の暮らしに寄り添う木造住宅を設計しています。
効率だけを追い求める家事動線ではなく、その先にある「家族との時間」まで考えること。
それが、私が大切にしている家づくりです。
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