雑記 ー 2026 年 07 月
2026/07/27(Mon)住まいの第一印象をつくる、心地よい玄関アプローチ
設計実績
こちらのお家は、深い軒が住まいを包み込み、落ち着いた佇まいを演出する木造住宅です。

有建築設計舎が家づくりで大切にしているのは、玄関を「出入りする場所」としてだけ考えないことです。
玄関は、住まい手が毎日「いってきます」と「ただいま」を繰り返す場所であり、訪ねてきた方が最初に目にする場所でもあります。
だからこそ、玄関には住まい全体の考え方が表れます。
深い軒が果たす、美しさと機能の両立
この住まいでは、大きく張り出した深い軒が印象的です。
軒には建物を美しく見せるだけではなく、雨の日でも濡れにくく、夏の強い日差しを遮るという大切な役割があります。
特に多治見・名古屋・岐阜のように夏の日射が厳しい地域では、建物そのものが日差しをコントロールすることが、快適な暮らしにつながります。 これは、有建築設計舎が大切にしているパッシブデザインの考え方のひとつです。
深い軒の下に立つと、木の軒天がやさしく迎えてくれます。
自然素材ならではのあたたかみは、毎日何気なく通る玄関だからこそ、その心地よさを実感できます。
植栽が彩る、四季の変化を楽しむアプローチ
さらに印象的なのが、玄関まわりを彩る植栽です。
建物だけを際立たせるのではなく、樹木や下草、自然石を組み合わせることで、四季の変化を楽しめるアプローチになっています。
新緑の季節には爽やかな緑が迎え、秋には葉の色づきが住まいの表情を変えてくれます。
建物と庭は別々に考えるのではなく、一体で設計することで住まい全体の魅力が高まります。
外からの印象と、住まい手の心地よさを両立する

玄関ドアを閉じているときは落ち着いた外観ですが、一歩中へ入ると空間が大きく広がります。
外からはプライバシーを守りながら、室内では開放感を楽しめます。 そのメリハリが、住まいの居心地をより豊かにしています。
有建築設計舎は、この「外から見た印象」と「住まい手が感じる心地よさ」の両立を大切にしています。
住宅は毎日帰ってくる場所です。 豪華さや派手さではなく、「今日も帰ってきてよかった」と感じられることが、本当に心地よい住まいではないでしょうか。
玄関へ向かう数歩の時間、軒の下で感じる安心感、植栽の緑、木の質感。 そうした小さな積み重ねが、暮らしの豊かさにつながっていきます。

多治見・名古屋・岐阜で木造住宅を検討する方へ
多治見・名古屋・岐阜で木造住宅をご検討中の方は、間取りや設備だけでなく、玄関やアプローチの心地よさにもぜひ目を向けてみてください。
有建築設計舎は、パッシブデザインを取り入れながら、住まい手が長く愛着を持って暮らせる住まいをご提案しています。
2026/07/13(Mon)景色と星空を楽しむ大開口の宿泊空間
設計実績
こちらの物件は、長野県阿智村園原に建つ一棟貸しのグランピング施設です。

阿智村は、美しい星空で知られる自然豊かな地域です。 有建築設計舎は、この恵まれた環境を最大限に活かし、誰にも邪魔されることなくゆったりとした時間を過ごせる空間を目指しました。
この建築で最も大切にしたのは、自然を「見る」のではなく、「自然とともに過ごす」ことです。
景色を取り込む大開口と、勾配天井の広がり
リビングには大きな開口を設け、室内にいながら山並みや空の変化を感じられる構成としました。 窓の外へ視線が自然に伸びることで、室内と外の境界を意識することなく、開放感のある時間を過ごせます。
勾配天井は屋根形状をそのまま活かし、木の素材感を全面に表現しました。 天井まで木で包み込むことで温かみのある空間をつくるとともに、視線が上方向へ広がり、実際以上のゆとりを感じられる室内となっています。
有建築設計舎は、空間を広く見せるためだけに天井を高くする設計は行いません。 建物全体の高さを抑えながらも、勾配天井によって広がりを演出し、人が落ち着いて過ごせるスケール感を大切にしています。
自然が主役になる、家具と照明の計画

室内には必要以上に多くの家具を配置せず、景色そのものが主役になるよう計画しました。 ソファやローテーブル、照明などは空間に溶け込み、窓の先に広がる自然へと視線を導きます。
昼間は山々の緑や空の広がりを楽しみ、夕方には移りゆく光を感じることができます。 そして夜には、阿智村ならではの満天の星空が、この建物ならではの魅力となります。 時間によって表情を変える自然を室内からゆっくりと眺められることも、この建築の価値の一つです。
照明計画にも工夫を重ねました。 室内全体を明るく照らすのではなく、必要な場所にやわらかな光を配置することで、夜でも落ち着いた雰囲気を演出しています。 光が木の天井や壁にやさしく広がることで、自然素材の表情がより豊かになります。

多治見・名古屋・岐阜の木造住宅にも通じる考え方
有建築設計舎は、建物だけを設計するのではなく、その場所で過ごす時間までデザインしたいと考えています。 窓から見える景色、木の香りや質感、やわらかな光、静かな時間。 それらが重なり合うことで、心地よい空間が生まれます。
この考え方は、多治見・名古屋・岐阜で設計する木造住宅にも共通しています。 住宅でも、景色を取り込む窓の配置や天井の高さ、光の入り方を丁寧に考えることで、日々の暮らしは大きく変わります。 有建築設計舎は、敷地条件だけではなく、住まい手がどのような時間を過ごしたいのかを大切にしながら設計を進めています。
これはパッシブデザインの考え方にもつながります。 太陽の光や風、周囲の景色を上手に取り込み、自然の力を活かしながら快適な住環境をつくる設計です。 建物が自然を遮る存在ではなく、自然を暮らしの中へ取り込む存在になること。 それが、有建築設計舎が目指す木造建築です。
多治見・名古屋・岐阜で木造住宅を検討している方にも、景色や光、風を活かした設計を通して、日々の暮らしが豊かになる住まいをご提案しています。
2026/07/07(Tue)木のぬくもりと光が調和するLDKリフォーム
設計実績
こちらのお家は、多治見市で手掛けたリフォーム住宅です。 既存の住まいを活かしながら、家族が集まるLDKを中心に、居心地のよさと暮らしやすさを大切にした空間へと整えました。

リフォームでは、新しい設備を取り入れることだけが目的ではありません。 有建築設計舎は、住まい手の暮らし方に合わせて空間全体のバランスを見直し、これから先も長く快適に暮らせる住まいへと再構築することを大切にしています。
木張り天井と自然光が生む、落ち着きのある空間
このLDKでまず印象的なのは、リビングまで伸びる木張り天井です。 天井に木を取り入れることで、視線が自然と奥へ導かれ、空間に広がりが生まれます。 床や家具との素材感も調和し、落ち着きのある住まいへと仕上げています。
大きな開口部からはやわらかな自然光が室内へ届きます。 日中は照明に頼りすぎることなく過ごしやすく、時間帯によって変化する光が床や壁に表情を与えます。 パッシブデザインの考え方を取り入れながら、自然の力を活かした快適な住環境を目指しました。

家族が自然と集まる、ダイニングとキッチンの計画
ダイニングは、キッチンとの距離を近づけることで配膳や片付けがしやすいレイアウトです。 ペンダント照明が食卓をやさしく照らし、家族が自然と集まりたくなる場所を演出しています。 必要以上に装飾を加えず、素材そのものの魅力が感じられる空間構成です。
キッチンまわりは収納を壁面にまとめ、生活感を抑えながら使いやすさを確保しました。 リフォームでは収納計画も重要な要素です。 収納量だけを増やすのではなく、どこに何を収めるかまで考えることで、毎日の暮らしは大きく変わります。
また、リビングとダイニングをゆるやかにつなぐことで、それぞれの居場所を確保しながら家族の気配を感じられる間取りとなっています。 食事をする人、くつろぐ人、それぞれが思い思いに過ごしていても自然と会話が生まれる距離感です。

多治見・愛知・岐阜でリフォームを検討する方へ
多治見・愛知・岐阜でリフォームを検討される方の中には、「今の家をもっと快適にしたい」「建て替えではなく、住み慣れた家を活かしたい」と考える方も少なくありません。 そのような住まいでは、間取りや設備だけではなく、光の取り入れ方や素材の組み合わせまで丁寧に見直すことで、住み心地は大きく向上します。
有建築設計舎は、一つひとつの住まいに合わせた提案を行っています。 既存の建物が持つ魅力を活かしながら、住まい手の暮らしに寄り添う設計を積み重ねることで、新築とは異なるリフォームならではの価値を引き出します。
住まいは毎日過ごす場所だからこそ、見た目の美しさだけではなく、心地よさや使いやすさも欠かせません。 木の温もり、自然光のやさしさ、家族が自然につながる空間。 その一つひとつを丁寧に積み重ねることで、長く愛着を持って暮らせる住まいへと生まれ変わります。
リフォームをご検討中の方は、現在の住まいの魅力を活かしながら、新しい暮らし方を一緒に考えてみませんか。
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