建築事例
大原の家
リフォーム
築約130年の古民家を大規模リノベーションした事例です。
来客対応可能な広い玄関スペースにし、カウンター収納、土間収納は1.5帖確保しました(2世帯分)。
応接スペースは離れへの視線をコントロールしつつ自然と庭に目が行くような低い窓を設置しました。
反対側にはキッチンに繋がる勝手口があり使い勝手が非常に気に入っていただいています。
中廊下には美しい木製扉を配し、また、廊下が暗くならないように各室の扉にはアクリル製の欄間を採用しました。
中廊下とLDKとの間にも欄間を入れることで天井は一続きのような見た目になり、圧迫感を軽減しました。
母屋と離れには元々床レベルに高さの差があり、離れに移り住んだお施主様のご両親への配慮で、母屋側で高さを調整しています。
LDKからは南庭を眺望できるように大きな窓が配置されています。
寝室には双方向クローゼットを採用し、生活時間帯がずれる上での不便を解消。
全体的に古い柱や梁が混在する空間に昔の面影を残しながら、耐震性能、断熱性能を大幅に改善しました。
子供部屋の中心には梁があり、子供が大きくなったら壁を造作して2部屋として使うことができるようになっています。
住宅医の事例としても報告させていただいています。
住宅医事例紹介はこちら。
YouTubeに紹介動画も載せていますので、合わせてご覧下さい。
<外皮性能>
省エネ基準地域区分6地域
外皮平均熱貫流率UA値0.43W/m2K
冷房期の外皮平均日射熱取得率ηC値0.8%
熱損失係数(目安値)Q値1.61W/m2K
夏期日射取得係数(目安値)μ値0.022
竣工 | 2017年9月 |
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所在地 | 岐阜県多治見市 |
主な 内部仕上げ |
床 :桧、チーク 壁 :中霧島壁塗り、漆喰塗り 天井:杉本実板、クロス |
主な 外部仕上げ |
そとん壁塗り、耐磨カラーGL鋼板 |