雑記
2026/03/16(Mon)落ち着きと静けさをつくる、木の寝室設計
設計実績
こちらのお家は、寝室を「休む場所」として丁寧に整えた木造住宅です。

有建築設計舎では、寝室の設計において、広さや設備以上に「落ち着いて過ごせる空間かどうか」を重視しています。
日常の中で、心と体を静かに整える場所が寝室です。
そのため、過度な装飾を加えるのではなく、素材、光、視線の流れを丁寧に整えることで、自然に落ち着ける空間をつくります。
この寝室では、天井全面に木を使いました。

木の天井は、空間全体をやわらかく包み込み、安心感を生み出します。
木目の連続によって視線が穏やかに流れ、天井の存在感が空間の落ち着きを支えています。
また、壁面には水平に連続する棚を設けました。
この棚は収納だけでなく、空間のラインを整える役割を担っています。
寝室の中に水平のラインが生まれることで、視覚的な安定感が生まれます。
さらに棚の背後には、やわらかな光を通す窓を設けています。
高い位置に細く連なる窓は、外からの視線を気にすることなく、やわらかな光を室内へ取り込みます。
強い光ではなく、やさしい明るさが寝室全体を包みます。
窓のそばには、小さなデスクスペースも設けました。
寝室の一角に落ち着いて座れる場所があることで、読書をしたり、静かに考え事をしたりする時間が生まれます。
日常の中で、少し立ち止まるための場所として機能します。
床には深みのある色の木材を使い、空間全体の重心を落ち着かせました。
天井の明るい木、床の落ち着いた木、そして壁のやわらかな色。
素材のバランスによって、安心感のある空間が生まれます。

有建築設計舎では、多治見・名古屋・岐阜の気候を踏まえた木造住宅の設計を行っています。
特にパッシブデザインの考え方を大切にし、自然の光や風を活かしながら、快適に過ごせる住まいを提案しています。
寝室は、家の中でもっとも長い時間を過ごす場所の一つです。
だからこそ、単なる個室としてではなく、住まい手が心から落ち着ける場所として丁寧に設計することが大切です。
素材の質感、光の入り方、視線の流れ。
それぞれを整えることで、特別な設備がなくても、心地よい空間は生まれます。
多治見・名古屋・岐阜で木造住宅を検討している住まい手にとって、寝室の設計は住まいの質を大きく左右します。
有建築設計舎は、住まい手の日常の時間を大切に考えながら、一つひとつの空間を丁寧に設計しています。
2026/03/08(Sun)景色と星空を楽しむ木の宿泊空間
設計実績
こちらの物件は、長野県阿智村園原に建つ一棟貸しの宿泊施設です。山並みと空を大きく取り込む開口を中心に、自然の中でゆったりと過ごせる空間を計画しました。

有建築設計舎がこの建物で最も大切にしたのは、「景色を眺めるための空間をつくること」です。
室内にいながら外の自然と切り離されないよう、視線の抜け方や天井の形状を細かく調整しています。
室内に入ってまず目に入るのが、斜めに広がる木の天井です。
屋根の勾配をそのまま室内に活かし、豊かなボリューム感を生み出しています。

木の質感が空間全体をやわらかく包み、静かで落ち着いた雰囲気をつくり出します。
その先には、視線を山並みへと導く大きな開口が広がります。どこに座っても自然と外へ目が向く、開放的な空間です。
有建築設計舎では、窓の配置を「明るさのため」だけに決めることはありません。
どこに座ったとき、どの景色が見えるのか。
どの高さで、山の稜線が最も美しく見えるのか。
そうした視点から、開口の大きさ・位置・高さを一つひとつ検討しています。
リビングは外の景色をゆったり楽しめることを優先し、家具の高さや配置も視線の流れを妨げないよう整理しました。
ダイニングはデッキへとつながる構成とし、屋内と屋外の境界をゆるやかにすることで、外の空気を身近に感じながら過ごせます。
自然の中での滞在は、室内だけで完結する空間よりも、外とのつながりを持つことで豊かさが増します。
そのため有建築設計舎は、建物単体ではなく周囲の環境との関係性を意識しながら設計を進めています。
建物の外観はシンプルにまとめました。
複雑な形を避け、周囲の自然に静かに寄り添うプロポーションを目指しています。
高さを抑えたフォルムも、この考え方から生まれました。
大きな開口を持ちながらも落ち着いたスケール感を保つことで、自然環境の中で穏やかな時間が流れる空間となっています。
構造には岐阜県の支援による木造の新技術を採用し、木造建築の可能性を広げながら、開放感のある景色を楽しむ空間を実現しています。
このような設計の考え方は、住宅にもそのまま活きます。
「外の景色を楽しめる家に住みたい」「自然を感じながら暮らしたい」——多治見・名古屋・岐阜で家づくりを考える方から、こうした声をよく聞きます。
しかし実際には、窓の配置・室内の高さ・外との距離感によって、その印象は大きく変わります。
有建築設計舎では、建物の形だけでなく、光の入り方、風の流れ、視線の抜け方、こうした要素を組み合わせながら空間を整えます。
自然環境を読み取り、その力を上手に活かすことで、心地よい空間をつくる設計です。
多治見・名古屋・岐阜で木造住宅を検討する際に、ぜひ意識してほしい視点があります。
「どの方向に開く家なのか」「どの景色を取り込むのか」——この問いを持つことが、長く住んで満足できる家づくりにつながります。
有建築設計舎は、建物の形や素材だけでなく、周囲の環境との関係を丁寧に読み取りながら設計を進めています。
自然とともに過ごす心地よさを大切にした家づくりを、ぜひ一緒に考えてみませんか。
2026/03/02(Mon)天井と床から整える、木の質感が活きるリフォーム
設計実績
こちらの施工事例は、多治見エリアの木造住宅を対象に、既存の空間構成を活かしながら素材・光・動線を再設計したリフォームです。

リフォームというと、設備の更新や内装の貼り替えに目が向きがちです。しかし有建築設計舎では、まず空間の骨格を丁寧に読み取るところから設計をはじめます。天井の高さ、光の入り方、家具の配置、動線の流れ——これらを一つひとつ整理するだけで、住まいの印象は大きく変わります。広さを変えなくても、視線の抜けと素材の連続が、体感上の広がりをつくります。

この住まいでは、天井に木を張り、床材と色味を揃えました。上下の素材を連続させることで、空間全体に落ち着きが生まれます。木目の方向を整えることで、視線がリビングからダイニング、キッチンへと自然に流れ、奥行きを感じられる構成としています。木造住宅のリフォームにおいて、天井材の選択は空間の質を左右する重要な判断のひとつです。
壁は白を基調とし、余白を意識しました。装飾を増やすのではなく、引き算で整える。テレビボードを浮かせることで床面をすっきりと見せ、光が回り込む面積を確保しています。照明はダウンライトを必要な場所に絞り、ダイニングにはペンダントを配置しました。光源の高さを変えることで空間にリズムが生まれ、夜は天井の木目がやわらかく浮かび上がります。昼と夜で異なる表情を楽しめる住まいになります。

キッチンはダイニングと一体的に計画しました。アイランドの位置を整えることで、料理をしながら家族と目線が合う距離感をつくります。背面収納は木の面材でまとめ、生活感を抑えています。素材を揃えることは、統一感をつくるだけでなく、視覚的なノイズを減らし、空間に落ち着きをもたらします。
有建築設計舎が得意とするパッシブデザインとは、自然の熱・光・風を活かして、少ないエネルギーで一年中快適に暮らせる住まいをつくる設計手法です。木造住宅のリフォームでは、構造を大きく変えずに快適性を高める工夫が求められます。窓まわりの納まりやカーテンの選定ひとつで、室内環境は大きく変わります。多治見・岐阜・名古屋は夏の暑さと冬の寒さの差が大きい地域です。だからこそ、素材選びと光・通風の扱いが、快適な暮らしに直結します。
木造住宅のリフォームは、新築とは異なる難しさがあります。既存の条件を読み取り、活かせる部分を見極める力が求められます。有建築設計舎は設計事務所として、構造・素材・暮らし方を一体的に検討し、住まい手に合った答えを導きます。家づくりは完成した瞬間がゴールではありません。日々の生活の中で心地よさを実感できることが、本当の意味での成功だと考えています。
多治見・岐阜・名古屋で木造住宅のリフォームをお考えの方は、ぜひ設計相談にお越しください。住まい手の想いを丁寧に伺いながら、空間の可能性を一緒に探ります。有建築設計舎は、パッシブデザインを軸に光・風・素材を丁寧に扱い、長く愛される住まいへと整えていきます。
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