雑記
2026/07/13(Mon)景色と星空を楽しむ大開口の宿泊空間
設計実績
こちらの物件は、長野県阿智村園原に建つ一棟貸しのグランピング施設です。

阿智村は、美しい星空で知られる自然豊かな地域です。 有建築設計舎は、この恵まれた環境を最大限に活かし、誰にも邪魔されることなくゆったりとした時間を過ごせる空間を目指しました。
この建築で最も大切にしたのは、自然を「見る」のではなく、「自然とともに過ごす」ことです。
景色を取り込む大開口と、勾配天井の広がり
リビングには大きな開口を設け、室内にいながら山並みや空の変化を感じられる構成としました。 窓の外へ視線が自然に伸びることで、室内と外の境界を意識することなく、開放感のある時間を過ごせます。
勾配天井は屋根形状をそのまま活かし、木の素材感を全面に表現しました。 天井まで木で包み込むことで温かみのある空間をつくるとともに、視線が上方向へ広がり、実際以上のゆとりを感じられる室内となっています。
有建築設計舎は、空間を広く見せるためだけに天井を高くする設計は行いません。 建物全体の高さを抑えながらも、勾配天井によって広がりを演出し、人が落ち着いて過ごせるスケール感を大切にしています。
自然が主役になる、家具と照明の計画

室内には必要以上に多くの家具を配置せず、景色そのものが主役になるよう計画しました。 ソファやローテーブル、照明などは空間に溶け込み、窓の先に広がる自然へと視線を導きます。
昼間は山々の緑や空の広がりを楽しみ、夕方には移りゆく光を感じることができます。 そして夜には、阿智村ならではの満天の星空が、この建物ならではの魅力となります。 時間によって表情を変える自然を室内からゆっくりと眺められることも、この建築の価値の一つです。
照明計画にも工夫を重ねました。 室内全体を明るく照らすのではなく、必要な場所にやわらかな光を配置することで、夜でも落ち着いた雰囲気を演出しています。 光が木の天井や壁にやさしく広がることで、自然素材の表情がより豊かになります。

多治見・名古屋・岐阜の木造住宅にも通じる考え方
有建築設計舎は、建物だけを設計するのではなく、その場所で過ごす時間までデザインしたいと考えています。 窓から見える景色、木の香りや質感、やわらかな光、静かな時間。 それらが重なり合うことで、心地よい空間が生まれます。
この考え方は、多治見・名古屋・岐阜で設計する木造住宅にも共通しています。 住宅でも、景色を取り込む窓の配置や天井の高さ、光の入り方を丁寧に考えることで、日々の暮らしは大きく変わります。 有建築設計舎は、敷地条件だけではなく、住まい手がどのような時間を過ごしたいのかを大切にしながら設計を進めています。
これはパッシブデザインの考え方にもつながります。 太陽の光や風、周囲の景色を上手に取り込み、自然の力を活かしながら快適な住環境をつくる設計です。 建物が自然を遮る存在ではなく、自然を暮らしの中へ取り込む存在になること。 それが、有建築設計舎が目指す木造建築です。
多治見・名古屋・岐阜で木造住宅を検討している方にも、景色や光、風を活かした設計を通して、日々の暮らしが豊かになる住まいをご提案しています。
2026/07/07(Tue)木のぬくもりと光が調和するLDKリフォーム
設計実績
こちらのお家は、多治見市で手掛けたリフォーム住宅です。 既存の住まいを活かしながら、家族が集まるLDKを中心に、居心地のよさと暮らしやすさを大切にした空間へと整えました。

リフォームでは、新しい設備を取り入れることだけが目的ではありません。 有建築設計舎は、住まい手の暮らし方に合わせて空間全体のバランスを見直し、これから先も長く快適に暮らせる住まいへと再構築することを大切にしています。
木張り天井と自然光が生む、落ち着きのある空間
このLDKでまず印象的なのは、リビングまで伸びる木張り天井です。 天井に木を取り入れることで、視線が自然と奥へ導かれ、空間に広がりが生まれます。 床や家具との素材感も調和し、落ち着きのある住まいへと仕上げています。
大きな開口部からはやわらかな自然光が室内へ届きます。 日中は照明に頼りすぎることなく過ごしやすく、時間帯によって変化する光が床や壁に表情を与えます。 パッシブデザインの考え方を取り入れながら、自然の力を活かした快適な住環境を目指しました。

家族が自然と集まる、ダイニングとキッチンの計画
ダイニングは、キッチンとの距離を近づけることで配膳や片付けがしやすいレイアウトです。 ペンダント照明が食卓をやさしく照らし、家族が自然と集まりたくなる場所を演出しています。 必要以上に装飾を加えず、素材そのものの魅力が感じられる空間構成です。
キッチンまわりは収納を壁面にまとめ、生活感を抑えながら使いやすさを確保しました。 リフォームでは収納計画も重要な要素です。 収納量だけを増やすのではなく、どこに何を収めるかまで考えることで、毎日の暮らしは大きく変わります。
また、リビングとダイニングをゆるやかにつなぐことで、それぞれの居場所を確保しながら家族の気配を感じられる間取りとなっています。 食事をする人、くつろぐ人、それぞれが思い思いに過ごしていても自然と会話が生まれる距離感です。

多治見・愛知・岐阜でリフォームを検討する方へ
多治見・愛知・岐阜でリフォームを検討される方の中には、「今の家をもっと快適にしたい」「建て替えではなく、住み慣れた家を活かしたい」と考える方も少なくありません。 そのような住まいでは、間取りや設備だけではなく、光の取り入れ方や素材の組み合わせまで丁寧に見直すことで、住み心地は大きく向上します。
有建築設計舎は、一つひとつの住まいに合わせた提案を行っています。 既存の建物が持つ魅力を活かしながら、住まい手の暮らしに寄り添う設計を積み重ねることで、新築とは異なるリフォームならではの価値を引き出します。
住まいは毎日過ごす場所だからこそ、見た目の美しさだけではなく、心地よさや使いやすさも欠かせません。 木の温もり、自然光のやさしさ、家族が自然につながる空間。 その一つひとつを丁寧に積み重ねることで、長く愛着を持って暮らせる住まいへと生まれ変わります。
リフォームをご検討中の方は、現在の住まいの魅力を活かしながら、新しい暮らし方を一緒に考えてみませんか。
2026/06/28(Sun)暮らしと仕事を切り替える、玄関と作業場をつなぐ住まい
設計実績
こちらのお家は、多治見市に建つ木造住宅です。 住まい手は陶芸を生業としており、制作を行う作業場を住まいに隣接させています。

仕事場と住まいを一体で考える住宅では、使いやすさだけでなく、来客時の印象にも配慮した設計が求められます。 有建築設計舎は、毎日の作業がしやすい動線を確保しながら、生活空間との切り替えができる玄関を計画しました。

引き戸ひとつで切り替わる、作業場と玄関の関係
玄関のすぐ隣には作業場があります。 制作に集中する日常では、材料や道具をすぐに使える環境が効率につながります。 一方で、お施主様には来客を迎える機会もあります。 そのため、制作中の様子を見せたくない場面にも対応できる工夫が必要でした。
そこで採用したのが、作業場を引き戸で仕切る設計です。 普段は引き戸を開けておくことで、玄関と作業場が緩やかにつながり、移動しやすい動線になります。 来客時には引き戸を閉めるだけで、作業場を視界から外し、玄関まわりをすっきりと整えられます。
この切り替えは、単に収納するためではありません。 住まい手が仕事に集中する時間と、お客様を迎える時間を自然に使い分けられるよう考えた設計です。
木の質感を活かした、玄関の造作デザイン

玄関には木の質感を活かした造作収納を設け、空間全体を統一感のあるデザインとしました。 段差や床材の切り替えによって、土間から室内への流れも自然につながっています。 余計な装飾を加えず、素材そのものの美しさを感じられる玄関は、住まいの第一印象を穏やかに整えます。
また、造作家具や建具の寸法を建築と一体で計画することで、空間全体に無駄が生まれません。 引き戸を閉めた状態でも違和感がなく、開けた状態でも圧迫感を感じにくい納まりを意識しています。

多治見・愛知・岐阜で、暮らしと仕事を両立する住まいへ
多治見・愛知・岐阜では、自宅で仕事をする方や趣味のアトリエを設けたいという相談も増えています。 そのような住まいでは、「仕事場をつくる」ことだけでなく、「暮らしとの距離感をどう整えるか」が重要になります。
有建築設計舎は、住まい手の働き方や生活スタイルを丁寧に整理し、それぞれの暮らしに合った空間を提案しています。 仕事と暮らしを無理なく両立させるためには、広さだけではなく、空間を必要に応じて切り替えられることも大切です。
この住まいでは、引き戸一枚で日常とおもてなしの場面を切り替えられる設計としました。 暮らしやすさと使いやすさ、そのどちらも大切にしながら、一人ひとりのライフスタイルに寄り添う木造住宅を実現しています。
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