雑記
2026/01/19(Mon)キッチンから住まい全体を感じるLDK設計
設計実績
こちらのお家は、キッチンを住まいの中心に据え、LDK全体との繋がりを大切に設計した木造住宅です。

株式会社三和木様の住宅展示場として計画されており、家づくりを検討する住まい手にとって、日常の過ごし方を具体的に思い描きやすい空間構成としています。
キッチンは作業の場であると同時に、家族の気配を感じる場所でもあります
。カウンター越しにダイニングテーブルが一直線に配置され、さらにその奥にリビングが緩やかに繋がる構成とすることで、視線と動線が自然に広がるLDKとなっています。
調理をしながら家族の様子を把握できるため、会話が途切れにくく、日々の暮らしの中で無理のないコミュニケーションが生まれます。
天井には木をあしらい、勾配を持たせた形状としています。
高さに変化をつけることで、同じLDKでありながら場所ごとに異なる居心地を感じられる設計です。

キッチンに立つと天井の伸びやかさが意識され、空間全体を見渡す感覚が得られます。一方でダイニングやリビングでは、天井高さと照明計画によって落ち着きが生まれ、長時間過ごしても疲れにくい環境を目指しています。
大きな開口部を通して外部デッキと繋がる点も、このLDKの特徴です。キッチンから外の様子まで視線が抜けるため、室内にいながら外部との距離を近く感じられます。
光や風を取り入れつつ、軒や天井形状によって直射日光を調整するパッシブデザインの考え方を反映しています。
設備に頼り切らず、建物の形そのものが快適性を支える設計です。
また、キッチンとダイニング、リビングの床材や天井材を統一することで、空間に連続性を持たせています。
素材を揃えながらも、家具配置や照明の配置によって用途の違いが自然に認識できるよう工夫しています。
これにより、広さを感じさせながらも、どこにいても居場所が定まるLDKとなります。
家族構成やライフスタイルが変わっても、このような一体感のあるLDKは柔軟に対応できます。
キッチンに立つ時間が長い住まい手にとって、孤立しない配置であることは大きな安心材料です。
子どもが成長しても、同じ空間でそれぞれの時間を過ごしながら、気配を共有できる点は木造住宅ならではの魅力とも言えます。

間取りの工夫だけでなく、素材選びや天井形状、開口部の取り方まで含めて設計することで、住まい手の暮らしに寄り添うLDKが実現します。
設計事務所として、単に見た目の美しさを追求するのではなく、日々の行動や家族関係を丁寧に読み取り、形に落とし込むことを大切にしています。
多治見・名古屋・岐阜で木造住宅を検討する住まい手にとって、キッチンから始まる家づくりのヒントとなる空間です。
カテゴリー
アーカイブ
- 2026年3月
- 2026年2月
- 2026年1月
- 2025年12月
- 2025年11月
- 2025年10月
- 2025年9月
- 2025年8月
- 2025年7月
- 2025年6月
- 2025年5月
- 2025年4月
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月








