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雑記 ー 施工実績

2025/11/24(Mon)庭と住まいがつながる心地よさを感じる兼用住宅の設計
施工実績

外に一歩出た瞬間に、深く息を吸いたくなるような緑の景色。

今回ご紹介するのは、造園会社の兼用住宅として設計した、多治見・愛知・岐阜エリアでの木造住宅の事例です。

写真に映る豊かな植栽と、自然素材を活かした建築の関係が、住まいにどれほど心地よさをもたらすのか。

その印象をもとに、設計の視点を紐解いていきます。

敷地に足を踏み入れると、まず目に入るのは石畳のアプローチです。

大小の石が不規則に組まれ、まっすぐすぎず、緩やかに誘導するような道筋になっています。

直線的なコンクリートや舗装とは異なり、自然物が持つ柔らかさが歩く速度を少しゆっくりにしてくれます。

植栽の緑と相まって、訪れる人に「この家は自然と仲良く暮らしている」という印象を与えてくれます。

アプローチの両側に広がる芝生や落ち着いた高さの植栽は、建物の木の外壁とよく調和しています。

自然素材同士がぶつかり合わず、優しい風景としてまとまっていることで、視覚的にもストレスの少ない外部空間が生まれています。

特に木外壁の質感は、緑との相性が良く、四季によって見え方が変わるのも魅力です。

階段部分も印象的です。

木材を使った外部階段は直線的でありながらも重さを感じさせず、周囲の自然の中に軽やかに浮かぶような佇まいを見せています。

段板の隙間からは柔らかい光が落ち、空間に陰影をつくります。

屋外階段は設計の仕方によって存在感が重くなりがちですが、ここでは木の質感と形状のバランスによって、自然な風景の一部として溶け込んでいます。

また、建物そのものの形状にも特徴があります。

軒がしっかりと出ていることで、直射日光が入りすぎない穏やかな外観をつくり、内部にも落ち着きのある光を届けます。

パッシブデザインの考え方では、深い軒は夏の遮熱に非常に重要です。

庭と建物の距離感も、兼用住宅という用途を考えるうえで大切なポイントです。

庭へ自然に出入りできるスムーズな動線や、緑と程よく視線が交わる配置が求められます。

写真に写る木々の高さや配置は、建物のスケール感と調和しており、業務と生活が分断されすぎず、それでいて心地よく共存している印象を与えます。

周囲に広がる森のような背景の緑ともつながることで、敷地全体が大きな庭の一部になっているように感じられます。

植栽の樹形や色の違いがアクセントとなり、どこに立っても目に優しい風景が広がっている点も特徴です。

外から見た印象だけでも、毎日気持ちよく過ごせる空気感が伝わってきます。

外部空間のデザインは、住まいの快適性を大きく左右します。

特に木造住宅は素材の持つ温かさがあるため、植栽や石を合わせることで、より豊かな住環境が生まれます。

今回のように造園会社の兼用住宅であれば、庭そのものが住まいとしての魅力を何倍にも引き上げてくれる存在になるのです。

最後に、私たち有建築設計舎が大切にしているのは、環境と住まいを一体として考えるパッシブデザインです。

住まい手の選ぶ土地でどう自然と付き合い、どう暮らすのかを丁寧に読み解くことを得意としています。

今回の事例も、敷地の持つ緑の豊かさを最大限に生かし、住まいの価値に変えることを意識しました。

自然と建築が寄り添い、毎日の暮らしに深い安らぎを与えてくれる住まいだということ。

造園と建築が美しく重なり合うことで、機能性と心地よさが両立した空間が実現しました。

2025/11/17(Mon)庭とつながる心地よさを愉しむ、可児の木造住宅
施工実績

外へと大きく開いた木造住宅。

写真から伝わるのは、庭と室内が一体となった、ゆったりとした暮らしの空気感です。

今回ご紹介するのは、木の質感をそのまま活かした設計と、パッシブデザインの考え方が随所に感じられる一棟。

設計事務所として得意としている「光と風を素直に取り込む住まい」の好例として、多治見で木造住宅をご検討中の方にも参考にしていただけるポイントが詰まっています。

まず印象的なのは、庭とのつながりをつくる大きな開口部です。

掃き出し窓が大きく開け放たれ、屋外のテーブルと椅子がそのままリビングの延長であるかのように配置されています。

写真に見える深い軒がしっかりと影を落とし、強い日差しの中でもやさしい光が室内へ届いている様子がうかがえます。

軒の出は、夏の日射を抑えつつ冬の光を取り込む、パッシブデザインの基本要素。

自然の力を活かしながら暮らしやすさを整えていく姿勢が、外観からも読み取れます。

木の外壁は温かみがあり、素朴な質感をまとう表情が魅力的です。

ほどよい陰影が美しく、落ち着いた佇まいをつくり出しています。

玄関まわりには植物がさりげなく置かれており、素材の豊かさと緑の瑞々しさが重なり合う、やわらかな迎え入れの風景が印象的です。

手前に見える石積みや庭の芝生との相性もよく、自然素材同士が調和して、住まい全体に穏やかな統一感をもたらしています。

また、屋外から室内へと続くアプローチの段差が少なく、縁側のように腰掛けられそうな高さになっている点も特徴です。

庭で過ごす時間が自然と日常化するようなスケール感で、外と内の境界が曖昧に溶け合っています。

家族が季節ごとの過ごし方を楽しめる、やさしい暮らし方が想像できる設えです。

玄関の内部へと視線を向けると、木の壁が縦に使われ、落ち着いたトーンの空間が続いています。

外部の明るさと内部の陰影がほどよいコントラストを生み出し、住まいの奥行きを感じさせる構成です。

木造住宅ならではの一体感と、穏やかな風合いを引き立てる仕上げが丁寧に整えられていることが写真からも伝わります。

また、外部に設けられたスポットライトは、夜間の足元を照らしつつ、木の外壁をやさしく照らし出す役割を果たしているように見えます。

多治見の気候では、夏の日射対策や通風計画が住まいの快適性に大きく関わります。深い軒や大きな開口部を見ると、その土地らしい工夫が自然に組み込まれていることがわかります。

こうしたパッシブデザインの考え方は、機械に頼りすぎず、自然の力を味方につける設計の基本。住む人の暮らしを長い目で支える重要な要素です。

木造住宅の魅力は、素材そのものがもつ心地よさを住まいに取り込める点にあります。

多治見で木造住宅を検討されている方にとって、こうした「自然に開く住まい」は非常に相性の良い選択肢です。

強い日差しを和らげながらも光を取り込む深い軒、風が抜ける開口部、外と内をつなぐテラスの高さや広がり。

この写真に写るひとつひとつの要素が、暮らしの快適さを支える大切な機能となっています。

有建築設計舎では、パッシブデザインを得意とし、地域の気候風土を丁寧に読み解きながら、家族が長く快適に暮らせる木造住宅をご提案しています。

今回のような庭とのつながりを大切にした設計は、季節の移ろいを楽しむ暮らし方と相性が良く、多治見で家づくりを検討される方にもぜひ参考にしていただきたい事例です。

自然素材の風合いと、光と風を柔らかく取り込むパッシブデザイン。暮らしの中心に「心地よさ」を置いた住まいを、これからも丁寧に届けていきたいと考えています。

2025/11/09(Sun)光を包み込む勾配天井のある木の家
施工実績

多治見の穏やかな気候と自然光を味方につけた、木造住宅の心地よい空間。

この家に一歩足を踏み入れると、まず感じるのは“光のやわらかさ”です。

南面から差し込む陽光が、勾配天井の板張りをやさしく照らし、床へと流れ落ちる。

その光の動きが、時間の経過を静かに教えてくれるようです。

ダイニングの中心には、存在感のある大きなテーブル。

木の質感を活かした天板に、すっきりとした脚部が組み合わされ、

シンプルでありながら凛とした印象を与えます。

背もたれの高い椅子が並び、家族や来客との食事の時間を豊かに演出します。

勾配天井の形状がこの空間の特徴でもあります。

単なる高さの演出ではなく、室内に風と光を導く“デザインの仕組み”として機能しています。

外からの直射光を適度に遮りつつ、反射光を室内へと取り込む角度。

自然の力を活かしながら、快適な室内環境を整える設計者の知恵が息づいています。

また、床・天井・家具が一体となるように計画された木のトーンも見どころです。

床はやや赤みを帯びたオーク系の色味。

天井には淡い板張りを用い、全体のバランスを取っています。

この微妙な色の差が、空間に立体感と奥行きを与え、

ただの「木の家」ではなく、洗練された“木質の建築”へと昇華させています。

壁面の収納やキッチン背面のデザインにも無駄がなく、

グレーのトーンが木の温かみを引き立てています。

均等に配置された照明が、天井の勾配に沿って柔らかく光を落とし、

昼間とはまた違った、穏やかな夜の雰囲気をつくります。

光と影がゆるやかに移ろう様子は、まるで暮らしのリズムそのものを表しているかのようです。

この家の設計では、内と外をつなぐ“抜け”のつくり方も巧みです。

ダイニング奥に設けられた大きな窓は、低い位置と高い位置の2段構成。

外の緑を目線の高さに取り込みながら、上部からは空の明るさを採り入れます。

視線の抜けと光の抜けを同時に実現することで、

実際の面積以上の広がりを感じさせるのです。

木造住宅の魅力は、こうした「素材と構造の素直さ」にあります。

派手な装飾はなくても、木と光と空間の関係が美しく整えば、

それだけで心地よい“住まいの風景”が生まれます。

多治見という地域性を考えても、夏の強い日差しや冬の寒暖差を上手に調整するこの構成は理にかなっています。

深い軒や断熱性能に頼るだけでなく、

建物のかたち自体が快適性を支える——そんな設計思想が見て取れます。

見た目の贅沢さだけでなく、光と熱、そして風をどう暮らしに取り入れるか。

住まいの中で自然と共に過ごす時間を心から楽しめる、

そんな木造住宅の理想を体現した一邸と言えるでしょう。

多治見の地に建つこの家は、展示用として設けられた住まいです。

そのため、素材や仕上げにおいては通常よりも上質な仕様が随所に見られますが、

大切なのは“豊かさの本質”を示していること。

それは高価な素材ではなく、光や風、木の香りといった

「自然と共にあること」の心地よさに他なりません。

住まいづくりを検討する方にとって、

この家は“設計の考え方”を感じ取るための良い手がかりになるはずです。

多治見の風土と暮らしに寄り添いながら、

木造住宅の持つやさしさと品格を最大限に引き出す。

その静かな佇まいが、これからの家づくりの方向を穏やかに示してくれます。

 

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